こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回は、モノを買う時に私が参考にしているチェックリストをご紹介します。
このチェックリストはある本で紹介されていたものです。
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」は、グラント・サバティエ氏の著書です。
私がFIREという言葉を知るきっかけになった本でもあります。
著者は2010年に経済的自立(FIRE)を目指す決意を固めて(当時の銀行口座残高はたったの2.26ドルです!)から、
わずか5年で125万ドルの純資産を築き上げFIREを達成した猛者です。
彼の場合は事業が成功したという特別な事情も有りますが
基本的には他のFIRE達成者と同じ様に
徹底して支出を削り投資への入金力を極限まで高める事で、短期間で莫大な資産を築きました。
モノを買う時のチェックリスト
本書では、彼が無駄な支出を減らす為に使っているチェックリストが紹介されています。
ミニマリズムの考え方と共通する部分もあり、非常に参考になりましたのでご紹介します。
以下、本文より抜粋します。
①この買い物は私をどれだけ幸せにしてくれるか?
②これを買えるようになるには、いくら稼がなければならないのか?(税引き分も考えて)
③これを買えるようになる為に、人生の何時間を差し出しているのか?
④それを買う余裕があるのか?
⑤%で見ると価格はどれくらい違うのか?
⑥安く仕入れたり、自分のものと交換して手に入れられないか?
⑦便利さと引き換えに、いくらのお金を払っているのか?(自炊と外食など)
⑧毎年、もしくは亡くなるまでに、これにかかる費用はいくらか?
⑨この商品の一回あたりの費用はいくらか?
⑩そのお金は将来、どれくらいの価値になるのか?
⑪この貯蓄によって未来のどれくらいの時間(自由)を買っているのか?
以上がグラント・サバティエ氏の推奨するチェックリストです。
これまでに私が紹介してきた考え方も含まれています(⑧、⑨、⑩)。
⑨についてはコチラ↓
この中でも私が特に意識しているのは
③これを買えるようになる為に、人生の何時間を差し出しているのか?
という項目です。
③を意識すると
「その商品には、人生の貴重な時間を差し出してまで手に入れたい程の魅力があるのか?」
という事を考えられる様になります。
私たちは普段、自分の時間を会社に提供する対価として給料を貰っています。
その為、何かを買う時には商品の値段だけではなく、その金額を稼ぐのにかかる時間も考慮する必要があります。
具体的を挙げます。
例えば300万円の車の場合。
会社員の時給が仮に1500円だとしましょう。
この場合、その車を買う為には
3000000÷1500=2000時間
働く必要があるという事になります。
つまり、その車を自分の人生の2000時間と交換してまで手に入れたいか?という判断を迫られる事になります。
こう考えると、急にバカらしくなってきませんか?
私はこの考え方をする様になってから、高額な買いモノにかなり慎重になりました。
+α
また、上記のチェックリストに+αで私のオリジナルを付け加えておきます。
『今ある物で代用できないか?』
という項目です。
例えば料理をする為にフライパンが必要になった場合
もし既に鍋を持っているのなら、その鍋がフライパンの代わりにならないか?と考えます。
この様に「ない→買う」と思考停止するのではなく
今あるモノで代用出来ないかという事を考えれば
モノの数も必要以上に増えませんし、支出も抑えられるのでオススメです。
何かを買う時には以上のチェックリストを意識すると、無駄な支出がかなり減ります。
まとめ
今回は私がモノを買う時に参考にしているチェックリストをご紹介しました。
私自身、このチェックリストを意識する様になってからは、モノを買う前に熟考出来るようになり、買いモノの失敗がかなり減りました。
思いついたモノを片っ端から全部買っていたのでは、永遠にお金は貯まりませんが(以前の私)
「そのモノは本当に買うに値するモノなのか?」
という事について、チェックリストを参考に熟考する癖が付けば、無駄な買いモノが減りお金を節約出来るようになります。
ぜひ参考にしてみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。