こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます!
今回は、私が最近読んだミニマリズムに関するオススメの本をご紹介します。
より少ない生き方 ものを手放して豊かになる
今回私が読んだのはジョシュア・ベッカーさんの著書「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」です。
↑もちろんKindleで読みました。
Kindleについてはコチラ↓
この本は数年前に日本で沸き起こったミニマリズムブームの火付け役にもなりました。
ミニマリストのTakeruさんも、この本を読んだ事がきっかけでミニマリズムに興味を持たれたそうです。
ミニマリストの教科書とも言うべきこの本ですが、遅ればせながら私も先日初めて読ませて頂きました。
この本を読んで特に心に響いた部分をご紹介します。
もの≠幸せ
「あれが手に入ったら、幸せになれるのに」という考え方は、もう捨てることだ。ものを手に入れることと、幸せはまったく関係ない。
ものをいくら増やしたところで、幸せにはなれません。
人は慣れる生き物です。
最初はおもちゃのミニカーで満足していた少年が、そのうち本物の車を欲しがる様になり、いずれはそれすら満足出来なくなり、もっと高い車を欲しがる様になります。
この様にものを追い求め続けても、一生満たされる事はありません。
私も実際に経験した事なのでよく分かります。
以前の私は最新家電を買って、高級車を買って、ブランド品を沢山買って、欲しいモノは全て手に入れていました。
しかし、幸せな気持ちになれるのはその一瞬だけで、少し時間が経つとまた別のモノが欲しくなり、永遠に満たされる事はありませんでした。
↑憧れの高級車を手に入れた幸せも長続きしませんでした。
それどころか、他人の持っているモノばかりが羨ましく思え、自分は不幸だとすら思っていました。
与える(giverになる)
どうすれば人は幸せになれるのか?
幸福を感じられるのか?
その答えはミニマリズムによってもたらされます。
著者がこの本で繰り返し強調していた事を要約すると以下の通りです。
ものを減らす事でお金や時間に余裕が出来るが、その余ったお金や時間を他者の為に使う事が重要である。
ものを減らして余ったお金や時間を使って、慈善活動やボランティア活動に積極的に参加しよう。
そうすればあなたも幸せになれる。
幸せになりたければ、他者に与える(giverになる)事が大切です。
皆さんも経験した事があるはずです。
プレゼントをあげたり、人助けをした時などに相手から「ありがとう」と言われた時の、なんとも言えない幸福感を。
アダム・グラント著「GIVE & TAKE: 「与える人」こそ成功する時代」という本でも述べられていましたが、人が幸せを感じるのは他者の役に立てたと感じた時です。
人助けなど、他者貢献をする事で人は幸せを感じる事が出来ます。
私はその事を学んでから、他者に与える事を意識する様になりました。
ミニマリストになった事でかなりお金に余裕が出来ましたが、最近はそのお金で友人にプレゼントを贈るようにしています。
誕生日などにサプライズでプレゼントを渡すのですが、友人が喜ぶ姿を想像しながらプレゼント選びをしている時から既に幸福感で満たされています。
↑何をあげたら喜んで貰えるかを考えている時が最高に楽しかったりします笑
また、プレゼントを渡した時に相手が喜ぶ姿を見て、さらに幸せな気持ちになります。
プレゼントを受け取る相手よりも、プレゼントをした側の私の方が幸福感を感じているのです!
喜んでもらえた時の幸福感は格別ですし、長続きします。
もし幸福度に数値を付けられるとしたら、モノに囚われていた頃を「1」だとすると、giveを意識している今は「10」です。
自分の幸せの為に沢山のモノを集めても決して満たされる事はありませんが、ミニマリズムを通して出来た余裕を周りの人に分け与えることで、幸せになる事が出来るのです。
まとめ
本書では上述の様な人生論以外にも、具体的な部屋の片付けの方法や、モノを減らコツについても詳しく解説されています。
私自身、この本を読んでから3つ以上のモノを手放す事になりました笑
ミニマリズムに興味がある人、部屋が片付かなくて困っている人、人生に満足出来ていない人、全ての人にオススメ出来る本です。
ぜひ読んでみてください^ ^
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。