こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回は、延長保証が不要である理由についてお話しします。
家電の延長保証
皆さんは家電製品などを購入した際に、延長保証はつけていますか?
製品の本体価格の数%の金額を支払うだけで、数年間の保証が付きお得な感じがするので、付ける人も多いのではないでしょうか?
万が一の時に少額もしくは無料で修理してもらえるのはお得だと思っていたので、私も以前は必ず付けていました。
何回使った?
しかし、その「万が一」はどのくらいの確率で起こるのでしょうか?
皆さんは、今までに何回くらい保証を使ったことがありますか?
私はここ10年で、1度だけです。
(耐水仕様ではないiPhoneを風呂場で使用して水没させました笑)
皆さんも、家電を購入してから数年以内に壊れた経験は少ないのではないでしょうか?
最近の家電製品は丈夫ですので、無茶苦茶な使い方をしない限りなかなか壊れませんよね。
キャッシュレスだとつい使いすぎてしまうから、現金の方が良いよな・・・。
延長保証=ギャンブル
それでは、その様な起こる確率が低い万が一の為に、毎回数千円〜数万円の保証を付けるのは賢いと言えるのでしょうか?
低確率な事に賭けてお金を払うくらいなら、壊れた時の修理代としてそのお金を貯めておいたほうが効率が良いのではないでしょうか?
こんな事を言うと
という人がいるかもしれません。
しかし実際は、その人がたまたま延長保証という名のギャンブルに勝っただけというのが事実なわけです。
数千円の賭け金で数十万円得する人がいる一方で
それ以外の大多数の人は保証料だけ支払い、何事もなく保証期間が過ぎ去って損をしています。
私も今まで色々な製品の保証料に何万円もお金を注ぎ込んできましたが、実際に保証を受けられたのは1度のみで、トータルで見ると圧倒的に損をしています。
つまり延長保証は「勝てる確率が極めて低いギャンブル」だと言えます。
わかりやすい例を挙げます。
パチンコで大勝ちした人に、「パチンコはやった方が良いですか?」と聞くと、ほとんどの場合「やった方が良い」と答えるでしょう。
そりゃそうですよね。
その人はギャンブルに勝ったんですから。
しかし、パチンコなどのギャンブルは運良く勝てる人が少数いる一方で、実際は損をする人の方が多いわけです。
それと同じ事です。
一般的に「延長保証をつけるのが当たり前」という風潮がありますが、それは間違っていると思います。
実際は、販売店の利益率が高い延長保証という商品を、あたかも必要不可欠なモノかの様に、言葉巧みに売りつけられているだけです。
延長保証という名のギャンブルにお金を使うのではなく、その分のお金をいざという時の修理代として貯めておく事をオススメします。
その方が、高い確率で損をせずに済みますからね。
(宝くじは買わなければ損をしませんよね。)
保険も同じ
これは医療保険にも言える事です。
健康な20代、30代の若者が大病を患う確率は極めて低いのにも関わらず
保険の営業マンは「もしもがあったらどうするんですか!」「お金に困りますよ!」と不安を煽り、(特に新入社員をターゲットに)保険に加入する様に迫ってきます。
ちなみにこの場合も先程と同じように
実際に病気になって保険金が降りた人に「保険は入った方が良いと思いますか?」と聞くと「絶対に入るべき!」というでしょう。
そりゃそうです。
その人はギャンブルに勝ったわけですから。
しかし、若くて元気な私たち世代が大病を患う確率は極めて低いはずです。
その為一部の人は実際に病気になって得するかもしれませんが、その他大勢は必ず損をします。
それなら自分でお金をコツコツ貯めて置いた方がよっぽど効率的ではないでしょうか。
目先の漠然とした不安に振り回されるのではなく、問題が起こり得る確率と支払う金額が見合っているか、自分の頭で考える事が必要です。
まとめ
延長保証は「高い確率で負けるギャンブル」です。
そんなものにお金を費やすくらいなら、いざという時の為に自分でお金を貯めておく方が損をする確率は低くなります。
その延長保証、その保険、本当に必要ですか?
どのくらいの確率で得しそうですか?
その金額を払う価値はありますか?
リスクとリターンは見合っていますか?
ぜひ一度考えてみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。