こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます!
今回は幸福度が上がるお金の使い方をご紹介させて頂きます。
お金の使い道
お金の使い道には大きく分けて3つ、消費・浪費・投資があります。
消費は日々の食事や日用品の買い物など、生活の為に必要なものです。
浪費は消費と投資以外のものすべてです。(旅行代、ご褒美のスイーツ代、ブランド品の購入費など)
投資はリターンが得られるものです。(貯金、株式投資、勉強の為の書籍代、ジムの月謝など)
消費は生きていれば必ず発生するものです。食費や光熱費、住居費などがこれに当たります。
今回は浪費と投資に焦点を当てます。
幸福度が上がらないお金の使い方
幸福度が上がらないお金の使い方は、ズバリ「モノへの浪費」です。
例えばブランド品を購入したり、高級車を購入する費用などがこれに当たります。
慣れる
「カッコイイ車を買ったらテンション上がるけど?」
「ブランド品ってステータスじゃん?」
この様な意見があるのも承知です。
しかしモノを手に入れる時に得られる幸福感は
時間の経過とともに減衰していく事が科学的に明らかにされています。
ずっと欲しかったブランド物のバッグを手に入れた瞬間の嬉しさたるや、はかり知れませんよね?
ところで、今でもその時の嬉しさは継続していますか?
買って満足したとか、買ったは良いがもっと上のグレードが欲しくなった、という人も多いと思います。
人間は「慣れる」生き物です。
特にモノを手に入れる時に得られる喜びには必ず慣れます。
そしてまたすぐに現状に満足出来なくなり、新しいモノが欲しくなります。
人間の欲求には際限がありません。
つまりこの欲求を追い求め続ける限り一生満足する事はなく
お金だけがどんどん出て行ってしまうのです。
実際に私もRXが納車された時は
「最高の車だ!ずっとこれに乗ろう!」
と思っていましたが納車後1年も経つと
気付けば別の高級外車のディーラーで新車の見積もりを貰っていました。
(RXの2倍以上はする値段の車を本気で買おうとしていました・・・ こわい笑)
人間の欲求とはそういうものなのです。
そんな欲求を叶えてあげようとすると、お金はいくらあっても足りません。
ただし
「高級車に乗って通勤すると、毎日働く元気が湧いてくるんだ!」
「ロレックスの時計を見ていると、モチベーションが保てるんだ!」
という方は、そのお金の使い方に後述する「豊かな浪費」的要素もありますので、この限りではありません。
他人と比べる
高級車やブランド品、大きなマイホームを手に入れると、その時は確かに満足するかもしれません。
ところで、その満足感は何から来るものですか?
他人と比べて優越感に浸っていませんか?
想像してみて下さい。(分かり易い様に、極端な例を示します。)
あなたは念願の大きなマイホームと、ずっと欲しかった高級車を手に入れました。
腕にはボーナスで買った100万円のロレックスが輝いています。
ある日その隣に、自分の家の数倍はあろうかという豪邸が建ち
家の前には自分の車の10倍はくだらない値段の車が停められています。
その家の住人は煌びやかな格好をしていて全身がブランド品に包まれており
腕には数千万円はしようかという時計をつけています。
この時、あなたはどう感じるでしょうか。
きっと「悔しい。」だと思います。
人は比べたがる生き物です。
とある研究では、人は
「お金持ちでいるより、他人よりお金持ちでいる事に幸福感をおぼえる」
と報告しています。
人は他人と比べて幸せを感じようとするのです。
しかし、上には上がいますので、比べ始めるとキリがありません。
テレビで見る様なお金持ち達も、ビルゲイツが本気を出したら全く敵わない訳です。
こんな下らない見栄はり浪費レースに乗っても
何も得られませんし一生満足することもありません。
他人と比べて優越感を得る為の浪費程、無駄なものはありません。
他人と比べる生き方をしていると
自分の持っているモノより高価なものを持っている人に出会った瞬間
優越感は失われ不幸に感じてしまうのです。
はかないですよね。
「俺は別に他人と比べていないし、この車が上質でかっこ良くて好きだから乗っているんだ。」
という方は、別にそれで良いと思います。
その理由が本心なら・・・ですが。
幸福度が上がるお金の使い方
前置きが長くなりましたが、この記事の結論です。
幸福度が上がるお金の使い方は、上記以外です。
具体的には、
①健康作りの為のジム代や、勉強の為の書籍代。(自己投資)
②良質な経験が出来る旅や、自分が心地良さを感じる趣味に費やすお金。(豊かな浪費)
③愛する人や友人の笑顔を見る為に使うお金。(他者貢献)
などです。
①モノにお金を使う代わりに、自分の脳みそや筋肉にお金を使い育てると
誰からも奪われることはなく人生を豊かにしてくれます。
②旅を通して得られる良質な体験や素敵な思い出は一生ものです。
趣味も然り、自分が心地よいと感じる時間の為にお金を使いましょう。
また、幸せを感じる時間を手助けをしてくれるモノには、積極的にお金をかけるべきです。
例えば自分の場合でしたら、キャッチボールの為のグローブを買うお金
筋トレをする為のトレーニング器具を買うお金などです。
③アドラー心理学によると、人は他者貢献をする事で幸せを感じます。
人を笑顔にするサプライズプレゼントなど
人を喜ばせる為にお金を使うと自分も幸せを感じることが出来ます。
上記の中でも特に強調したいキーワードは、「モノより経験」です。
モノはいつか劣化して無くなってしまいますが
良質な経験や体験は一生自分の中に残ります。
死ぬ時まで自分の中に留まって幸福感を与え続けてくれる
そんな経験や思い出を作る為にお金を使ってみませんか?
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
それでは。