こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回は、私が衝撃を受けた「家は博物館じゃない」というフレーズについてお話しさせて頂きます。
コレクターだった私
以前の私は、とにかくモノを集めるのが好きでした。
借りるのではなく手に入れる。
そこになぜか強いこだわりを持っていました。
例えば漫画本。
立ち読みは基本的にせず、一度ハマったら全巻を大人買いし一気に読破してから本棚に並べていました。
基本的に漫画は一度しか読みませんでしたので、今思うと
漫画を読む事よりも本棚に並んでいるのを眺めるのが好きだったのかもしれません。
当時所有していた漫画本は軽く1000冊を超えており
本棚も5、6個は置いていたので部屋が狭くて仕方ありませんでした笑
他にも昔ハマったアイドルグッズや中学生の頃から毎月買って保管していた雑誌など、とにかくモノを集めるのが好きでした。
↑部屋が漫画やDVDで溢れていました
出会いと転機
そんなコレクターだった私に転機が訪れました。
ミニマリストの第一人者とも言える存在の佐々木典士さんの著書
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」との出会いです。
本書の中にあった
誰でも集められるようなコレクションは負担になるだけ。家は博物館ではない。
このフレーズが、私の価値観を180度変えました。
「確かに漫画本や雑誌なんて、集めようと思えば誰でも集められる。
そんなモノをわざわざ貴重なスペースを使ってまで
自分が持っておく必要はあるのか?」
「家は博物館じゃないんだから、そのモノが使いたくなったら
その時に借りにいけば良いのでは?」
衝撃でした。
この事に気付いてから私は、コレクションをする事が急にバカバカしくなりました。
「こんな誰でも集められるようなモノを集める為に
なんで今まで大事なお金を沢山費やしてきたのだろう。」
「なんで手入れする手間や保管するスペースを私が担わなければならないのだろう。」
それからすぐに、私は今まで集めてきた漫画やDVDBOX
さらには15年間集め続けた雑誌まで、全てのコレクションを手放したのでした。
私のミニマリスト化を大いに促進してくれた座右の書です↓
ちなみに、120キロ近くもある本棚や、1000冊以上の漫画、180冊以上ある雑誌を手放すのには相当疲れました。。。
所有する必要はない
コレクションを手放してみて改めて感じました。
「所有するという事は、手に入れる為のお金と手入れする手間と保管する場所を必要とする。
読みたい本、観たいDVD、グッズなどのコレクションがあるならそれがある所に観に行けばいい。
わざわざ自分が所有して管理しておく必要はない。」
以前は漫画の新刊を買うために月に数千円を使っていましたし
新しいゲームが出る度に全てを予約して手に入れていましたので
お金が全然有りませんでした。
しかし今では、それらを「持たない、集めない」と決めた事で
お金と空間と時間にゆとりが出来ています。
まとめ
コレクションなどを集めたくなる気持ちはよくわかります。
私自身、元コレクターでしたから。
でも、それって本当にあなたが持っておかなければいけないんでしょうか?
どこかに行けば、見たり借りたり出来ないのでしょうか?
コレクションを所有するという事は、お金、場所、時間の全てを必要とします。
家は博物館じゃありません。
多すぎるモノは私たちからお金や時間を奪っていきます。
もう一度聞きます。
そのコレクション、本当に必要ですか?
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
それでは。