こんにちは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回は「所有はコスト」という言葉について私の実体験も含めてお話しします。
所有はコスト
モノを所有する事にはお金がかかります。
①まずそのモノを買う為にお金がかかります。
②次にそのモノを維持する為にお金がかかります。
③そして場合によっては手放す時にもお金がかかります。
具体例をいくつか挙げましょう。
例えば本。
↑2,000冊以上の漫画や雑誌を所有していました。
①本を買うお金はもちろん、②本を収納しておく為の本棚を買うお金もかかります。
例えば車。
↑維持が大変でした。
①車を買う時には安くても数十万円、高級車なら1000万円かかるかもしれません。
②そして車を維持するのにも、税金や保険料、車検代、駐車場代、ガソリン代、修理代等々、沢山のお金がかかります。
維持費の詳細はコチラ↓
例えば大型家具。
↑手放したソファ。処理場まで運んで1000円の処分料がかかりました。
①購入費用はもちろん、②その家具を置いておくスペース分の家賃が必要になります。
③さらに大型家具などは粗大ゴミになるので、手放す際に処分費用がかかる場合もあります。
②ついて。
部屋を見渡してみて下さい。
あなたの部屋の何%をモノが占めていますか?
もし仮に50%だとしたら、あなたが家賃5万円のアパートに住んでいる場合
その半分の25000円はモノの為に払ってあげているも同然です。
「モノが増えてきたからもっと広い部屋に引っ越さなきゃなあ」
こんな例は「所有はコスト」を体現していると言えます。
(分かりやすい例としてレンタル倉庫は完全に100%モノの家賃です。)
引っ越しで痛感した事
私は大学生の頃からつい1年前まで、とにかく沢山のモノに囲まれて生活していました。
整理整頓はしているものの、モノの絶対数が多く足の踏み場がない様な状況でした。
↑2年前の部屋です。モノが多く床の面積が狭いですよね。
そんな私が「所有はコスト」という事を痛感した出来事があります。
それは、就職に伴う引っ越しです。
所有していたモノの数が多すぎた為、一人暮らしであったにも関わらず
4人家族向けの引っ越しパックを利用する必要がありました。
↑一人暮らしの段ボールの数ではないですよね・・・。
40箱以上の段ボールに加えて洋服ダンス、冷蔵庫、テレビといった大型家具・家電も配送してもらい、かかった費用は20万円オーバー。
しかも引っ越し先の部屋にモノが入り切らず、半分は実家に送ってもらうハメに。
モノを増やしている最中は全く意識していませんでしたが
モノが増えれば増えるほど、それに伴う出費も増えてしまうのです。
(モノが多いと引っ越し代も嵩みます)
ミニマリストになって
そんな超絶マキシマリストだった私も今ではミニマリスト。
昔持っていたモノはほとんど残っておらず、現在住んでいる部屋もご覧の通りです。
↑現在の部屋。前回のルームツアーから既にモノが減っています笑
私は現在コンパクトカーに乗っていますが、今の持ちモノの量なら全て車に載せて運ぶ事が出来ます。
つまり自力で引っ越す事が出来るので、引っ越し代は0円で済むという事です。
以前は20万円以上かかっていた引っ越し代が0円に。
改めて「所有はコスト」という事を実感しました。
まとめ
モノを所有する事にはお金がかかります。
モノを買うコスト、持ち続けるコスト、手放すコスト。
以前の私はその事に気付かず、欲しいモノを片っ端から手に入れていました。
モノが増えては収納を増やし、収納が増えてはモノを増やし。
その繰り返しでした。
↑多い時にはカラーボックスや本棚が10個以上はあったと思います。
これまでに私がモノに費やしてきたお金は計り知れません。
モノの購入費用、モノの輸送費用、モノの家賃、収納グッズにかけたお金、モノの廃棄料金。
(モノを増やした分幸せになれるのなら喜んでお金を使いますが、そうではないんですよね。)
↓モノを買う為に一体いくらのお金を費やしてきたのか・・・。
しかし自分に必要な最低限のモノだけに囲まれて暮らしている現在は
それらのコストがほとんどかかっていません。
私の経験から
「モノを減らす事で精神的・空間的なゆとりが生まれるのはもちろん、金銭的なゆとりも得る事が出来る」
という事が分かりました。
「所有はコスト」
この言葉をぜひ覚えておいてください。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。