こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回はモノを減らして経験に投資する事の素晴らしさについて、私の経験も交えながら解説します。
モノ?経験?
モノと経験どちらにお金をかけるべきか?
両者の意見があると思いますが、私は圧倒的に「経験」だと考えます。
モノは時間の経過とともに劣化し、いずれ無くなってしまいます。
モノを手に入れた瞬間は幸せな気持ちになるかもしれませんが
その気持ちも時間が経つと薄れていってしまいます。
実際に私もレクサスのRXが納車された時は嬉しくてたまりませんでしたが
1年後には早くもRXに飽きてしまいましたし
そのまま乗り続けていたとしても、いずれ機械としての寿命がやって来たはずです。
一方で経験はいつまでも記憶に留まり、幸せの配当を運び続けてくれます。
例えば旅の場合、旅をしている時はもちろんのこと思い出に耽っている時もとても楽しいですよね。
実際に私も子供の頃に行った家族旅行の記憶は鮮明に残っていますし
今でもその様子を思い返す度に幸せな気持ちになります。
この様に幸せの賞味期限はモノよりも経験の方が長持ちします。
幸福感が持続する「経験」のコスパは圧倒的です。
モノ至上主義
そんな事を言っている私ですが
昔は経験よりもモノを有り難がるモノ至上主義者でした。
例えば同じ5万円を使うにしても
5万円の財布を買えば手元に財布が残るのに、旅行に使ってしまったら何も残らないじゃないか。だったら形として残るモノの方がお得に決まっている。
と考えていました。
しかしミニマリズムを追求していく過程で「思い出」「記憶」の価値を知り
長い目で見れば経験の方が圧倒的に優位だという事に気が付いたのです。
モノ≠悪
誤解を生まない様に弁解しておきますが、私は「モノ=悪」だとは全く思っていません。
なぜならモノの中にも私達に幸せを感じさせ続けてくれるモノもあるからです。
例えばお気に入りのカバンなどは、使う度にテンションが高まるでしょう。
また私が大切にしている野球のグローブの様に
それを使った体験(キャッチボール)を通して楽しませてくれるモノもあります。
このようにモノにも魅力はあります。
しかし先述の通り、経験のコスパは計り知れません。
したがってモノを買いすぎるあまり経験に投資するお金が無い・・・という状況は避けるべきです。
要はバランスが大切であるという事です。
経験に投資する
昔の私はモノこそが正義だと信じ、欲しいモノ全てを手に入れようとしていたので
経験に投資するお金などほとんど残っていませんでした。
しかしミニマリストになってからは
自分にとって重要ではないモノや余計なモノを買わなくなったおかげで
お金と時間に大変な余裕が出来ました。
現在はモノを手放した事で生まれた余裕を、積極的に経験に投資する様に意識しています。
モノ費やすお金を減らし経験への積極的な投資を始めてからというもの、
人生の幸福度が驚くほど爆上がりしました。
旅
経験の種類には、読書、人と会う事、旅、など色々ありますが
その中でも特におすすめなのは「旅」です。
自分が知っている世界の外側で目にする/触れるモノ・人・文化は全てが刺激的で
私たちを圧倒的に成長させ、人生に深みを持たせてくれます。
ある程度の費用はかかりますが、旅にはそれだけの価値があります。
先日も気の向くまま、一泊二日の弾丸旅行に行ってきました。
この様な状況下なので車移動&人が少ない屋外中心など、制約の多い旅ではありましたが
大自然に圧倒され、古に想いを馳せ、旬の味覚に舌鼓を打ち、素晴らしい経験をする事が出来ました。
宿泊費・交通費・食費を合わせると全部で3万円ほどかかりましたが
今回の旅の記憶がこれから何十年と私を楽しませ続けてくれる事を考えると安いものです。
本当に満足度の高いお金の使い方が出来ました。
昔の私なら
ほんの一泊二日の為に30,000円も使うなんて勿体無い!
とバカにしていたと思いますが、今は違います。
この様に旅にお金をかけられる様になったのも
全ては無駄なモノへの浪費をやめたおかげです。
モノの代わりに経験にお金を使う様になってから確実に人生が充実しました。
まとめ
今回はモノを減らして経験に投資する事の素晴らしさについて解説しました。
モノはいつか劣化して無くなり、喜びも持続しにくい一方で
経験はいつまでも記憶に留まり続け、長期に渡って幸せの配当を運んできてくれます。
集めたモノを全て棺桶の中に持っていく事は不可能ですが
沢山の思い出や経験は全て冥土の土産になります。
充実した人生を送るには、モノばかりにお金を費やすのではなく
(モノへの支出は本当に重要なモノに限定し)
経験にもどんどん投資する必要があると私は考えます。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。