こんばんは、たかしんです。
記事をご覧頂きありがとうございます。
今回は「私服の制服化」についてお話しします。
スティーブ・ジョブズはミニマリスト
Appleの創業者、スティーブ・ジョブズは生粋のミニマリストでした。
彼はAppleの基本理念を「フォーカスとシンプル」と定義し、徹底的に無駄を排除した経営を行いAppleを世界的な大企業に成長させました。
引用元:Wikipedia
そんな彼の私服はいつも同じコーディネートでした。
黒のタートルネックにジーンズ、グレーのスニーカーを10年以上も着続けていました。
Appleの発表会にいつもこの格好で登場していたので
「ジョブズと言えばこの格好」というイメージがありましたよね。
私服の制服化
実際に彼は同じブランドの同じ服を何枚も所有し、毎日同じ服装で過ごしていました。
その理由は「仕組み化して決断の回数を減らすため」です。
メンタリストDaiGoさんの著書「自分を操る超集中力」という本の中に
「ウィルパワー」というワードが出てきます。
ウィルパワーとは人間が思考や感情をコントロールする力のことで、
その量には限りがあり、1日のなかで選択や決断を繰り返す事でウィルパワーを消費します。
ウィルパワーが枯渇してしまうと、脳が疲弊して物事に集中する事が出来なくなるので
このウィルパワーを無駄な意思決定に浪費せず、いかに節約するかという事が
集中力を維持し生産性を高める上でのポイントになります。
↓ウィルパワーの他にも、集中力を高める為のアイデアが満載です。早起き、姿勢、習慣化・・・etc
つまりジョブズは
「今日はどの服を着ようかな」
「このトップスに合うのはこのズボンかな」
などという無駄な意思決定の機会を排除し、ウィルパワーをもっと重要な事に使おうとしていたのです。
「決断する回数を極力減らし、ウィルパワーを温存する」
これは多くの成功者達が実践している事です。
FacebookのCEOであるマークザッカーバーグも、毎日同じ服を着て無駄な決断を減らしています。
引用元:Wikipedia
つまり「私服の制服化」(毎日同じ服装にする事)をすると、無駄な意志力を使わなくて済むので日々の生産性が向上するのです。
さらには「今日は何を着ようかな」と悩む時間も無くす事が出来るので、時間の節約にもつながるというわけです。
気分が上がる
制服化のメリットはそれだけではありません。
制服にする服は、自分が大好きなモノを選びます。
着心地が良くて、デザインが大好きで、自分に似合う。
私服を制服化すると、そんなお気に入りの服を毎日着る事が出来ます。
仕事もプライベートも、いつでも一張羅に袖を通せるなんて
テンション上がらないはずがありませんよね。
個性になる
他にも、毎日同じ服を着続ける事で
「たかしんと言えば黒シャツに黒スキニーだ」
という様に、個性として受け入れられるという側面もあります。
「ジョブズといえば黒のタートルネックにジーンズだ」という様に
周囲の人々から認識される様になれば、服装が個性の一部になります。
自分をブランディングするという意味でも、私服の制服化は大きな意味を持ちます。
ただし私服の制服化をしてすぐの頃は、周囲の人に
「あいつまた同じ服着てるよ。ちゃんと洗ってるのかな?」
と心配されるというデメリットはあります笑
私服の制服化に向けて
長々と制服化のメリットについてお話ししてきましたが・・・
ええ。お察しの通りです。
わたくし、今年中の私服の制服化を目指しています。
理由は先述の通り、効率化やブランディングという部分もありますが
私が一番重視しているのは「気分が上がる」という点です。
というのも最近、朝の身支度をしている時に
「お!今日はこのTシャツじゃん!やった!!」
「今日はこのTシャツか・・・」
と明らかに気分が上がる服と下がる服があるという事に気づいたんです。
↑現在所有している服は色もスタイルもバラバラです。その中でもお気に入りの服と、そうでは無い服がある事に気がつきました。
前者はデザインも着心地もシルエットも全てがお気に入りで、着ているだけでテンションがあがります。
一方で後者はどこかしら不満点があり、妥協して着ている感があります。
「それなら、毎日お気に入りの服を着た方が良くない?」
「わざわざ気分が下がる服を着る必要なくない?」
という事に気づき、私服の制服化を検討するに至ったのです。
まずは靴下から
ということで
「早速服を全部捨てて、同じ服を5枚買うぞ!」
・・・と行きたいところなのですが、予算の都合上まずは靴下から買い揃える事にしました。
今までは一足づつ買ってきた数種類の靴下を履いていましたが
今度からは同じデザインの靴下5組を履き回す事にしました。
↑黒に白字のシンプルな靴下です。
靴下の制服化の場合、先述のメリット以外にも
「いちいち同じ柄の靴下を探さなくてよくなる」というメリットも得られます。
↑色やデザインがバラバラだと、いちいち2つ揃える手間がかかります。
5足全てが同じ柄なので、洗濯カゴの中から適当に2つ取り出すだけで履く事が出来ます。
毎朝1分はかかっていた「靴下の片われを探す」という無駄な時間を手放せるのは大きなメリットです。
「左右バラバラの靴下を履いて会社に行き大恥をかく」というハプニングも、これなら起こり得ませんので安心です笑
まとめ
今回は私服の制服化についてご紹介しました。
同じデザインの服を数着揃えて毎日着回すと、無駄な意思決定の回数を減らしたり
コーディネートに悩む時間を無くしたり、気分が上がったり、
自分をブランディング出来たり・・・などのメリットを享受する事が出来ます。
特に「毎日お気に入りの服を着る事が出来るので気分が上がる」という点は、大きなメリットだと考えています。
今回はその入り口という事で、とりあえず靴下を制服化してみました。
今後予算が許す限り、シャツ、ズボン、靴と徐々に私服を制服化していこうと思います。
この件については賛否両論あると思うので、手放しに勧める事はしませんが
生産性が上がり、時間も節約出来て、気分も上がる「制服化」、
とりあえず靴下だけでも揃えてみませんか?笑
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それでは。